【岡野武一郎】特選本場筑前博多織本綾佐賀錦袋帯「華更紗双鳥文」圧巻の意匠力…抜群の存在感!
◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、式典、音楽鑑賞、観劇など◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など 絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ約4.4m(お仕立て上がり時)耳の縫製:かがり縫い六通柄※ガード加工済み 一目で心奪われました…鮮やかな美意匠はまさかの博多織、佐賀錦。
創業120年を超える博多織の老舗、「岡野ブランド」の伝統の技光る豪華な一本をご紹介いたします。
ここきもの市場でも、ご紹介の機会は過去数えるほど…探してすぐに見つかるお品ではございません。
お探しの方もきっと多くいらっしゃることと存じます。
次のお約束は出来かねますので、お目に止まりましたらどうかお早めにお求め下さいませ。
岡野家は、中津藩(大分県)の屋敷内で機織をしていたと云われています。
その後、初代岡野新一郎が、1897年に日本最古の禅寺で博多織の開祖・満田弥三右衛門の菩提寺でもある聖福寺の正面に織工房を設立したのが始まりです。
当初から伝統的な博多織の枠を超えた様々な織物を制作していたのが特徴です。
コンセプトは「風と暮らす」風土から暮らしが生まれ、暮らしから道具が生まれる。
この連続性が文化となる。
風に乗って伝えられたものが土着して固有の世界を創造し、多様性が広がる。
そして、和らぎの風がそれらを一つに調和させる。
職人の技から生まれる道具には、風の物語がある。
私たちは、始めも終わりも無いこの物語を伝え続けてゆく。
OKANO HPより抜粋佐賀錦は、西暦1810年頃、肥前鹿島の藩主鍋島家の後質が、網代天井を見て織物にする事を発案したもので、当時は組錦又は御組物と呼称され、鹿島鍋島家大奥の手芸として盛んに行われました。
「佐賀錦は金・銀・漆の特製の箔紙に切目を入れて経として緯に絹糸を通して織上げたもの」明治初期に一時中断されましたが、其後高貴の方々により、再興せられ、 更に改良、進歩され、従来の織物の外に遂に花鳥・風景等画趣豊かな優秀精巧なる織出模様が案出されました。
其頃より「佐賀錦」と改称され、今日まで継承されております。
今日では、綴れ帯と並び「フォーマル用の帯」の定番として、織り続けられております。
今回のお品もまた、良き日に相応しい気品と格がしっかりと感じられるお一つとなってございます。
その豪華な表情もさることながら、まずお伝えしたいのが、このしなやかな地風です。
見た目の重厚感とは裏腹に、お持ちいただくと驚いてしまうほどに優しい風合いで、すっとお身体に沿うような締めやすさ。
長時間のお席お食事をされる際にも苦にならず、心地よくお過ごしいただけることと存じます。
見た目とは裏腹な本綾佐賀錦のしなやかな地風…上品な瓶覗色の地にお柄には、双鳥更紗花文様を織りなして。
たっぷりの空間使いにて織りあらわしました。
箔糸の広がるような光沢と、緯糸の凛と鋭い艶めき…一つ一つの施しがお柄を浮き上がらせ、帯地を飾って、「華美」という言葉とはまた違う、堂々とした高貴を演出いたします。
うっとり見惚れる、この上ない技術によって生み出された素晴らしい作品です。
本場博多袋帯の中でも、これぞ逸品、と言える最上級の織くち。
古典の趣き豊かに、伝統の技を込めた逸品を代々に渡り、末永くご活用頂けましたら幸いでございます。
袋帯のお仕立てはこちら (直接仕立て) [文責:田渕 健太] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
- 商品価格:110,000円
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